2018年7月4日水曜日

【レポート】第七回横乗日本映画祭プレミアム上映@イオンシネマ徳島

こんにちは。
久しぶりの投稿となりました。気付けばもう7月ですね。
関東は梅雨明けしたようですが、こちらはまだじめっとした毎日です。
台風が吹き飛ばしてくれたらと思いますが、どこかいつもと違う感じがしてそわそわします。
台風といえば、被害なくうねりだけ残してくれればいいものの、今回は学校もお休みになったり飛行機も飛ばなくなったりと、
やはり影響与えずには過ぎてくれないみたいですね。
ちなみに私は彼(彼女)に乗るはずだった飛行機を欠航にされ、朝からてんやわんやでした。
これもまた自然との共生に向けて折り合いをつける必要のある案件としておくこととします。

さて前置きが長くなりましたが本題に。
先日6月30日にイオンシネマ徳島にて開催されました「第7回横乗日本映画祭プレミアム上映会」の記録を記しておきたいと思います。


当日は"Yukiita Life"、"根っこは何処へゆく"、"OCEAN TREE"の3作品が上映されました。
"Yukiita Life"は、「雪板」と呼ばれるスノーボードやスキーとは異なる新しい雪での活動で、かなりの運動音痴な私でもやってみたい!と思うくらい楽しそうなスポーツでした。
映像には子どもたちへの普及活動もあり、やはり山も海も、自然と携わる活動は楽しみを与えてくれることを作品を通して再認識できました。
"根っこは何処へゆく"は、スケートボードと尺八を題材とした作品で非常にユニークな内容でした。
歴史の差はあれど、年々変わりゆく両者のその変遷に着目した作品で、変わることの意味を深く考えさせられました。
スポーツでもありカルチャーでもあるスケートボードは東京五輪ではオリンピック種目となりその在り方の変化はめまぐるしく、
また尺八は元々の形である「地なし尺八」と、西洋楽器としての役割を持った「地あり尺八」があり、両者に対する尺八奏者の方々の考え方の相違には、サーフィンにも同じようなものを感じました。
"OCEAN TREE"は、私も活動させていただいているSurfrider Foundation Japanの事務局長である石川拳大くんの作品で、彼自身が間伐材を使用したサーフボードを作製し、サーフィンを通して「自然と共に生きていることを見つめ直す重要性」をテーマとした作品です。
山、川、海と、地球上では自然は全て繋がり循環しており、私たちもその一部として生活をしています。
それを常とする中で今一度自然と対峙することを求められており、その注意喚起にもなるような、とても親しみのある中に危機感と幸福感を同席させているような、
この時代に必要とされるメッセージがつまった作品でした。

本当に素晴らしい3作品の上映と同時に、当日はSurfrider Foundation Japanアンバサダーとして、間屋口香プロと永原レキさんと一緒に登壇させていただき、活動について、そしてこれから望む未来についてのお話などをさせていただきました。



私はこう見えて(?)映画や音楽がとても好きで、映像や音、そして言葉を受けとり(自分なりに)解釈することがひとつの趣味でもあるのですが、
やはり今回映像を通して作り手各々が持つ問題意識や目標意識に触れ、観客として文化について、環境について、そして私たちのこれからについて考える機会を得られたことを幸せに思います。それが「横乗」に関連するものだったので余計に嬉しく思いました。
今はSNSも発達して今やスタンダードとなった現代で、個人がメディアとなり発信することができます。
そんな今だからこそ、メッセージを有する作品は今後より多くなってくるのではないかと思うので、そんな作品に出会えることが楽しみです。

お世話になりました皆様、貴重な機会をありがとうございました。


minami.

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