2013年3月11日月曜日

3.11 あの日から二年

こんばんは。

 今日で東日本大震災が起きたあの日から丸二年。

 '想定外'と言われた大規模な地震、津波、 
そして未だ解決の糸口を掴みかねている原発問題。
 それだけではありませんよね、 問題は山積みで、しかも全てが深刻で。 

今日両親が病院に届けてくれたサーフィン雑誌には被災地の今について
鮮明に書かれていました。 
被害が特に甚大であった福島県ではサーファーが激減したそうです。 
でも被災地の志高いサーファーの方々は諦めずに日々被災地の復興、
そして被災前のサーフビーチを取り戻すべくご尽力されています。

私は徳島に住んでいて、大好きな地元でサーフィンをして、大学で勉強して。 
この日常がある日を境にもう取り戻せないものになってしまったら… 

二年前の今日、多くの方が普段の日常を失ったという現実。 
本心を吐露しますと、これは簡単に言及できないものです。
ただ、今私が言えるのは、
この地震は東日本だけでなく日本全土の傷であるということ、 
この記憶は絶対に後世に継承すべきこと、
そして各々があの震災から学んだことを 次に活かすこと。 

本当に、私が幾ら膨大な関連情報を調べたところで「百聞は一見に如かず」です。 
本当の震災の畏怖を体験していない私が見聞したものなんて
きっと氷山の一角程度にしか過ぎず、 その知識だけで言及することは
恐れ多いというのが本心です。 
ただ私自身東日本大震災が契機となり、地震、津波について知識を
増やすことの 重要性を再認識するようになりました。
 昨年同日にも書いた覚えがありますが、西日本でも30年以内に南海地震が
発生する可能性が高く、沿岸部では定期的に本格的な避難訓練が実施されています。 
また愛媛県に存在する伊方原子力発電所は中央構造線上に立地しています。 
本当に明日何が起こるか分からない、でも分からない何かに備えていくことが大切です。 私も二年前感じたことを胸に、出来る活動をしてゆきたいと思います。 

私にしかできないこと。 私はプロサーファーです。
私がプロになって本当に嬉しかったこと。
それは、まだ小さな小学生の女の子たちが私を見て
実波ちゃんみたいなプロサーファーになりたいと言ってくれたことです。
このとき改めてプロサーファーという立場について考えました。 
この経験を思い出して、被災地の方で、もし私を見て自分も頑張ろうと
思われる方が もしいらっしゃったら…
そんなことを(考えるにはまだまだ未熟ですが、)考えながら
私も頑張ってゆきたいと思います。 

完全な復興への道のりはまだ長そうですが、明るい未来を創る為に前進しましょう。
脈略のない読みにくい文章で申し訳ありません。
ただ思うことを書きました。 

結びになりますが、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、 被災地の1日でも早い復興復建と被災された方々の幸福を心より祈っています。


minami.

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