皆様、お久しぶりです。
先月になりますが、阿南市の小学校でリモートにて講演をさせていただきました。
初めてのリモート出演で緊張しましたが、児童の皆さんがあたたかく元気に迎えてくださり、
私も安心してお話しすることができました。
サーフィンと出会った経緯、学生時代に世界を転戦した経験、
バヌアツへのサーフボード寄贈プロジェクト、そしてマイクロプラスチック問題まで、
多岐にわたって「海」、「サーフィン」をキーワードとして私が自身の経験から学んだこと、
そしてこれからの世代に伝えたいことを言葉にしました。
後日児童の皆さんからは素直で私にはもったいないくらい嬉しい言葉が刻まれた感想をいただきました。
以下抜粋を少し共有させてください。
「ボクは海がきらいなのでサーフィンはこわいけどこの勉強でちょっとサーフィンがしてみたくなりました。」
「ぼくもサーフィンをやりたくなりました。」「海をきれいにしたいとおもいました。」
「人にじまんできるぐらいにがんばるというたけちさんの言葉がわたしの心にのこりました。」
中でも特に印象に残ったのがこの感想です。
「私は、何でも、すぐあきてしまうので、1つの事を、愛しつづけることが、あまりできません。でも、武知さんは、サーフィンを、ずっとつづけたから、大会をゆう勝して、プロにもなれたんだな、と思います。だから、私も、今、しゅみで、がんばっている、折り紙を、つづけてみようと思いました。」
伝えたかったことが伝わっていて、本当に嬉しかった。
なんでもいいのです。彼/彼女が、今まで気づかなかった、自分の中の光るものを見つけられた、その大小なんて全く関係なくて、
その気づきということ自体が素晴らしいこと、そして後に宝物になっていくと思うのです。
私にとってはそれこそがサーフィンだったので。
本当に素敵で貴重な機会を用意してくださった先生方には心より感謝申し上げます。
皆様、今大変な時期ではありますが、どうぞご自愛ください。
実波